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安全性を高め、寿命を延ばす。
安心な暮らしのために、基礎こそ大切にしたい。
老朽化や自然災害などによって破損や劣化した構造物を修復する、基本的でありながら重要な技術です。ライフラインの要点を担う橋梁や構造物が、あたりまえにありつづけられるように、技術の精度を高め、耐久性と安全性を向上させています。
BRIDGE橋梁補修工
老朽化した橋梁の損傷部分や劣化部分を修復し、
元の状態に戻す工法です。
道路と橋を繋ぐ伸縮装置を取り替えるための工事です。伸縮装置は、橋が温度変化や振動、荷重などによって発生する膨張や収縮を吸収・調整するために設置される装置で、重要な役割を果たします。時間の経過や使用状況により劣化した際に、新しいものと交換する工法です。
橋桁などの鋼構造物が劣化したり色褪せたりした際に、新たに塗り直す工法で、適切な準備や下地処理が仕上がりや耐久性に大きな影響を与えます。橋梁は特に鉄製部分が多いため、湿気や塩分、酸素にさらされると錆びて腐食します。塗装を施すことで、これらの外的要因から鉄部を保護し、腐食を防ぎます。
ひび割れ注入工
コンクリート構造物にあるひび割れから水が浸入することで、鉄筋の腐食や構造物の劣化が進行するのを防ぐために行う工法です。0.2㎜～1.0㎜程のひび割れに対して、樹脂系・セメント系の材料を注入・塗布して防水性・耐久性を向上させることができます。
ひび割れ充填工
1.0㎜以上のひび割れに沿って、Ｕ字型に切れ込みを入れ樹脂系・セメント系の材料を充填する工法です。ひび割れの進行・劣化を防ぐために行われます。
長年の使用や過酷な交通条件によって床版（車道や歩道を支える部分）が劣化すると亀裂やひび割れが発生し、融雪剤に含まれる塩分がコンクリートに浸み込み、内部の鉄筋が腐食・老朽化します。このように著しく劣化したコンクリート床板を取り壊し、新しいコンクリートによって橋梁や道路の耐荷重能力を回復させる工法です。
コンクリート構造物などの表面に発生した損傷（ひび割れや剥離、欠損など）を修復するための工法です。
コンクリートの断面が損傷したままだと、構造物が弱くなり、ひび割れが広がり、鉄筋が腐食して耐久性が大幅に低下するので、構造物の強度を回復させ、元の性能を取り戻すために行います。
耐震補強工
地震などの外力に対して、橋梁の耐震性を
向上させる工法です。
落橋（橋が落ちること）を防ぐための装置を取り付ける工法です。地震や大きな衝撃などにより、橋梁が倒壊するリスクを低減させるために、落橋防止装置が設置されます。橋が完全に崩壊することを防ぎ、交通の途絶を避けることができます。
橋桁を支えている橋台を拡張する工事で、鉄筋やコンクリートで補強して幅を広げます。橋の荷重を地面に伝える役割をしているので、負荷にも耐えられるように構造を強化する工法です。
交通量の増加や大型車両の通行に対応するため、橋脚の強度を向上させたり、劣化した橋脚の強度を回復させて橋全体の耐久性を上げる工法です。
繊維強化プラスチック（FRP）や炭素繊維、ガラス繊維などのシートを接着して補強する工法です。揺れや衝撃に対して構造物を強化することができます。
橋梁の荷重を橋脚や橋台に伝える役割を果たしている支承が、長期間かかる負荷や動きによって、摩耗したり劣化するので、取り替える工法です。耐震性や橋の安全性を向上させることができます。
TUNNEL長年の使用や自然環境の影響により、コンクリートのひび割れ、鉄筋の腐食、漏水など、様々な損傷が発生します。
このような損傷を修復し、トンネルの安全性を確保するための重要な工事です。
コンクリート構造物の経年劣化により、表面のコンクリート塊が落下し公衆災害が発生します。これを防ぐためにFRPメッシュやビニロンメッシュを布設し、落下するコンクリートを受け止めて安全性を確保する工法です。
トンネル背面の地山より湧水がトンネルの目地やクラックから流出することで、公衆災害が発生します。パネル形状の樋を設置し車両に影響しない位置に導水することや、覆工内部に薬液を注入して水を止めることで漏水による災害を防止します。
ひび割れ充填工
1.0㎜以上のひび割れに沿って、Ｕ字型に切れ込みを入れ樹脂系・セメント系の材料を充填する工法です。ひび割れの進行・劣化を防ぐために行われます。
ひび割れ注入工
コンクリート構造物にあるひび割れから水が浸入することで、鉄筋の腐食や構造物の劣化が進行するのを防ぐために行う工法です。0.2㎜～1.0㎜程のひび割れに対して、樹脂系・セメント系の材料を注入・塗布して防水性・耐久性を向上させることができます。
コンクリート構造物などの表面に発生した損傷（ひび割れや剥離、欠損など）を修復するための工法です。
コンクリートの断面が損傷したままだと、構造物が弱くなり、ひび割れが広がり、鉄筋が腐食して耐久性が大幅に低下するので、構造物の強度を回復させ、元の性能を取り戻すために行います。
覆工コンクリートが薄いことや地山よりの外力が強い場合、地震等による災害でトンネルに著しい変状が発生します。炭素繊維等の連続繊維シートをコンクリート表面に接着させることで、覆工コンクリートを補強し災害に強い構造物にします。
覆工コンクリートと地山に空隙がある場合、覆工に偏圧がかかりトンネルの弱部となりやすくなります。軽量かつ一定以上の強度を有し、膨らむ材料を空隙部に注入し密実にすることでトンネルを保全します。
OTHERS安全性を確保し、長寿命化を実現するための重要な工事です。
コンクリートの寿命は一般的に100年といわれていますが、周辺環境や使用環境により劣化がより進行します。傷んだコンクリートを撤去し、新たにコンクリートやポリマーセメントモルタル等の材料に入れ替えることで構造物の長寿命化を図ります。
